.NETな開発日誌: Visual Studio For Macで作成したXamarin.FormsにUWPプロジェクトを追加

2017年6月17日土曜日

Visual Studio For Macで作成したXamarin.FormsにUWPプロジェクトを追加

Visual Studio For Macで作成したXamarin.FormsにUWPプロジェクトを追加したいと思います。すぐ忘れちゃうので手順をメモ代わりに記載します。




1.UWPプロジェクトの追加


Visual Studio For Macで作成したソリューションをWindowsのVS2015で開きます。

ソリューションノードを右クリック → 追加 → 新しいプロジェクト

Windows → ユニバーサル → 空白のアプリ(ユニバーサルWindows)
名前はiOS、Androidと命名規則を合わせて、Hello.UWPとします。

ターゲットバージョンの設定

ソリューションにUWPプロジェクトが追加されます


2.参照の追加 - Xamarin.Forms


追加したUWPプロジェクトの参照ノードを右クリック→NuGetパッケージの管理


参照タブ → 検索キーワードに「Xamarin.Forms」 → 選択 → インストール


参照にXamarin.Formsが追加されます。


3.参照の追加 - PCL


追加したUWPプロジェクトの参照ノードを右クリック → 参照の追加

プロジェクト → ソリューション → Hello(PCLプロジェクト) → OK

参照にHelloプロジェクトが追加されます

4.App.xaml.csの修正



OnLaunchedメソッド内にXamarin.Formsの初期化を追加する。

protected override void OnLaunched(LaunchActivatedEventArgs e)
{

  // Xamarin.Formsの初期化を追加
  Xamarin.Forms.Forms.Init(e);

  #if DEBUG

  ...

}

5.MainPage.xaml.csの修正


5.1.Page から MainPage の継承を削除

public sealed partial class MainPage : Page
{  
  ...
}


public sealed partial class MainPage
{  
  ...
}

5.2.Xamarin.Forms プロジェクトの読み込みを追加


public MainPage()
{
  this.InitializeComponent();
  //Helloプロジェクトの読み込みを追加
  this.LoadApplication(new Hello.App());

}

6.MainPage.xamlの修正



<Page> タグ内に xmlns:forms="using:Xamarin.Forms.Platform.UWP"を追加する。
<page>タグを<forms:WindowsPage>に変更する。

<forms:WindowsPage
    x:Class="Hello.UWP.MainPage"
    xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
    xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
    xmlns:local="using:Hello.UWP"
    xmlns:d="http://schemas.microsoft.com/expression/blend/2008"
    xmlns:mc="http://schemas.openxmlformats.org/markup-compatibility/2006"
    xmlns:forms="using:Xamarin.Forms.Platform.UWP"
    mc:Ignorable="d">

    <Grid Background="{ThemeResource ApplicationPageBackgroundThemeBrush}">

    </Grid>
</forms:WindowsPage>

7.ビルド構成の追加


UWP プロジェクトのノードを右クリック → スタートアップ プロジェクトに設定


ソリューションのノードを右クリック → 構成マネージャー

[構成マネージャー] ダイアログで、Hello.UWP の [ビルド] と [配置] のチェックボックスをオンにします。

以上で、Debugを実行するとVisual Studio For Macで作成したアプリがWindowsアプリとして起動することができます。


0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の投稿